キッチンでお餅! の作り方
ご自宅のキッチンで出来る、簡単 お手軽なお餅の作り方をご紹介します。
やってみると意外と簡単で、しかも美味しく出来上がります!
ご夫婦で楽しみながら、ワイワイお子様とご一緒に、
手作りふわふわお餅を作ってみませんか!?
ご準備
用意するもの ・もち米(きぬはなもち) 容量 適量(今回は1kgで作りました) (ご希望で、きなこ・のりなど) 道具 ・水切り用のザル ・上記ザルより一回り大きいザル受けボール ・お鍋 ・蒸し布 ・蒸し器 ・すりこぎ棒 (お鍋以外、全て100円ショップでご用意できます) |
もち米をざるにあけます。
今回は、1kg(約6.6合)のもち米を用意しました。4人家族が概ね、1〜3日で食べきれる量です。
また、このあと「寝かし工程」→「蒸し工程」と進み、その「蒸し工程」の際、蒸し用の鍋を用いるのですが、だいたい、1kgくらいが大きめの鍋に丁度いい量となります。
お米を研ぐ感覚と同じ様に、もち米も水で洗います。
お米も もち米も、基本的に流水を用いて研いだほうがベスト。お米は 表面が水に触れた瞬間から吸水し始めます。
1回目の米研ぎは、米表面についた汚れを洗い流す事が目的です。
汚れが一番浮き出ている初回の研ぎ汁は、お米への吸水を考慮すると、そのまま排水する事をオススメします。
お米は、1合に対して水200mlを目安に炊きますが、もち米は「炊く」のではなく「蒸す」ため、米の量に対して、水の適量はありません。
大体の目安として、もち米表面の約2〜3cm上に水面がくるようにして下さい。
ボウル全体にラップをし、冷蔵庫で一晩寝かせます。
この「一晩寝かし」が最大のポイントです。おおよそ6〜8時間の寝かしでOK
私達が寝ている間、もち米は水をグングン吸水します。
「蒸し工程」で もち米を蒸す際、もち米のなかに吸水された水分も一緒に熱せられます。
結果、蒸し上がりが、みずみずしい ふっくらとした出来上がりとなります。
冷蔵庫で一晩寝かせたもち米です。
ボウルいっぱいまで水を張りましたが、もち米の吸水力により、水位が下がっているのが分かります。
また、もち米粒の大きさも、かなり肥大しています。
写真は鍋と蒸し器です。
鍋に水と蒸し器を入れ、火にかけていきます。
鍋に入れる水の量は、だいたい蒸し器の底面に ギリギリ接するくらいの量がベスト。
蒸し器の上まで水を入れてしまうと、次の工程でもち米を投入した際、蒸し器に面したもち米を「煮る」状態となってしまいます。
鍋のお湯が沸騰したら、コンロの火を止め、蒸し器の上に蒸し布を敷き、その上にもち米を入れていきます。
鍋全体が熱い為、やけどに十分ご注意下さい。
もち米を入れ終わったら、蒸気が循環しやすいように中央部分を少し凹ませます。
(さながら、ハンバーグを焼くような感じです)
中火で約、45分〜1時間程度蒸します。蒸している最中、鍋から出る水蒸気の熱さにご注意下さい。
もち米は熱い水蒸気を吸水します。その為、沸騰しているお湯の量が少しずつ減っていきます。
時々、なべぶたを外し、蒸し布を少し持ち上げて、お湯を補給して下さい。
蒸している最中に、きなこを作ってみました。少量の塩を入れるのがポイントだそうです。
蒸している最中、餅つきの準備もしちゃいましょう。
写真は、水を入れた小ボウルと、杵(きね)と臼(うす)ならぬ、すりこぎ棒と大ボウルです。
餅つきは大掛かりで大変、、、というイメージがありますが、一般的なご家庭のキッチンによくある、何気ないキッチン道具でも、十分な餅つきが出来ます。
蒸し始めて約1時間。すこしもち米を食べてみて 米特有の硬さがなくなればOK !
ボウルに蒸したもち米を移します。
すりこぎ棒を使い、もち米をついていきます。
ここからはスピード勝負です。素早く、手際よく、もち米をぺったんぺったんして下さい。
くれぐれもやけど注意です。
だいたい5分から10分、ペッタンペッタンしていくと、写真の様に強い粘りが出てきます。
ここまでくるとほぼ完成です。「もち米」から「餅」になりました。
出来たての餅は、きなこまぶしが一番!
結果、のしもちが2枚、きなこもちがタッパー半分くらい、出来上がりました。
難しく感じていた餅の作り方ですが、意外と簡単に、気軽に、手作りの美味しい餅がご自宅のキッチンで出来ちゃいます!